Characteristics of RST / RSTの特色

Documentation

先生達は観察者として日々の子供達の行動を記録しています。この情報をもとに先生達は次の日のプログラムを作成し、子供達一人一人の学びと成長をその日ごとに記録(ジャーナル)作成しています。ジャーナルはテーマ、写真、子供の発言、先生からのコメントで成り立っており、RSTで子供達の成長ストーリーの記録となります。

ジャーナルは子供達とのコミュニケーションツールにもなります。ご家族の方にもお子様が学校でどの様なことを学んでいるかを理解していただき、学校外でも引き続き学習していただけます。

このジャーナルブックはお子様の成長記録としてだけではなく、お子様とのコミュニケーションツールとして活用していただけます。

Center Time and Project Based Studies

Center Timeと呼ばれる時間にカリキュラムの大半が行われます。子供達は先生との一対一の交流、また少人数単位での密な交流から多くを学ぶと信じ、カリキュラムはその考えのもと組まれています。午前と午後のCenter Timeでは複数のアクティビティを用意しそれぞれ異なるルールや法則の中で対応力を身につけていきます。子供達は毎日多種多様なアクティビティに参加し、幅広い経験値を積み上げていきます。

Center Timeでは子供達も先生達と一緒にプロジェクトのアイディアを出していきます。プロジェクトは広い領域にわたるため、子供達は調べて探求することを通じ、深く学習に打ち込むことができます。プロジェクトをベースに学ぶことにより通常の同月齢で学ぶ内容より、はるかに多くの知識、理解を得ることができます。例えばアメリカを学んでいく上で子供達がグランドキャニオンに興味を持ったとします。そうするとなぜグランドキャニオンがこのような形になったのかが気になり、その探求とリサーチを経て、侵食を学ぶことになります。もともとアメリカがテーマとして始まったものが侵食の理解へと繋がるのです。

Community Learning

毎月テーマに沿ったイベント、遠足などの課外授業を用意しております。子供達と一緒に学んでいただくこと、スクールでの学習状況を理解いただくためにもご父兄の皆様にもご参加いただくようお願いしております。また保護者様のご参加によってスクールのコミュニティも作られていきます。イベントはホリデイにちなんだパーティーから学校全体で行く遠足まであります。遠足ではその環境をカリキュラムにどう最大限取り入れるかに努めています。

また私たちはコミュニティとの繋がりや多方面からのゲストを呼んで子供達にスキルと知識を共有してもうら機会を多く設けています。同様に私たちも積極的にコミュニティに出て貢献するよう努めています。

Oakクラスではプログラムの一環として毎月美術館やRSTのファームへ遠足へ行きます。私たちは実際の環境での実体験、またそのコミュニティの人々と触れ合うことで子供達がたくさん学べると信じています。

Environment

私たちは子供たちの学べる環境を美しく整え、あるべき形を深く考えることに力を入れています。レッジョアプローチではクラスルーム自体も先生の一人と考えおり、ルーム内のアート、写真、その他の目で楽しめるたくさんの装飾からも学び、会話、探究心を刺激していきます。家具やレイアウトも考え抜かれたものを採用しています。お子様も大人同様に自分の学ぶ環境に気を遣い、整った環境で学ぶことにより、得られる事が大きいと考えます。